小鉄子さんだ♪と手に取るも帯に驚き。「カラスのクロに恋して!?」ん?カラスっすか?!
最初は驚きましたが、読んでみたら小鉄子さんテイスト満載でクスッと笑えてキュンとする、何とも甘酸っぱくもどかしい、人間と、鳥と、人間の恋模様!(笑)説明が下手ですみませんwでも、間違いでもないんです。人間と、カラスと、人間(笑)
そもそもタイトルの意味が分からなかったんですが、読んで納得。鳥の探偵で「とりたん」・・・いやいや、鳥の探偵って!!(笑)何その設定?!🐤
あらすじ
カラスのクロに恋して!?
本書帯より
「鳥の言葉」がわかる探偵・犬崎は、ある日、話しかけてきたカラス・クロの事が気にかかるあまり、大家さんの息子で高校生の充の声をクロと間違えてしまう。カラス界のイケメン(?)クロに次第に惹かれる犬崎は!?
感想(※ネタばれ含みます)
まずですね、癒されます😊不安になるような展開が一切なく、ただただ微笑ましくて(切なくなるようなシーンはあるけれど)幸せな気持ちになります。大げさでなく、疲れてる時とか効きます♪それは恋愛描写だけでなく、主人公・犬崎くんが見せる野鳥との会話だったり、「なんでも屋」として町の人々の手助けをする姿も丁寧に描かれてるからなんでしょうね~。いい奴が滲み出てる。
自分の名前を知っている謎のカラス「クロ」、小鳥を助けるクロをカッコいいと思い、次第に会いたさが募る犬崎くん。人間×カラス・・・変だと分かっているからこそ、遠ざけてしまう、よくよく考えると自分の学生の頃と同じなんですよね。男だけど男が好き、受け入れるのにそんなに時間は掛かりませんでしたが、初めは周りと違う事に不安もありました。
話が逸れましたが、勿論、BL要素もしっかりあります!(まだ恋の手前な感じですがw)その相手は大家さんの息子・充くんなんですが、充くん・・・はっは~ん君、クロ(カラス)ですね?!?それを匂わせ楽しませてくれる小鉄子さん、流石っす!!!
充くんはクールでカッコ良くて、グイグイ攻めてくるかと思ったら急に人懐こい笑顔を見せてくれたり。ツンツンしてる訳でもなくフラットな感じが魅力的なキャラですね♪こりゃ犬崎くんでなくても惚れるわ~!クロの状態?で犬崎くんの気持ちを知ろうとするのにはズルいなぁ~と思いましたが(笑)
そして、驚きの展開で1巻が終わりましたが続きが読みたい今日この頃。1巻が発売されたのが2018年の6月だったので、そろそろ期待できますかね?!充くんの気持ち、クロとの関係も知れる事を願って楽しみに待ちたいと思います。
・・・小鉄子さんの事だから、物語はまだまだもどかしい感じかもしれませんが(笑)←これはこれでオッケーなんす(^^;
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