≪BL紹介≫キミのセナカ/野原くろ

BL感想

こんにちは、こんばんは、UGです。今日はいつもと違った感じのBLのお話をしたいと思います。野原くろさんの『キミのセナカ』という本で、商業誌で連載されていたとかではなく、2012年に同性を好きな10代の為に描かれた『キミのいるトコロ』という単話を元に、そのお話の続きが描かれたものです。

そして、先日クラウドファンディングにて書籍化が実現した一冊です。本当におめでとうございます!元々、野原くろさんのファンだった僕も支援させて頂き、先日無事に手元に届きました。ざっくりとした感想ですが、胸が締め付けられるような切なさや、あたたかい気持ちが込み上げて来て何度も読み返したくなる本当に素敵な作品でした。3月には一般の本屋さんにも並ぶそうで、一人でも多くこの本を手に取ってもらいたくて、詳しい内容はさておき今回は ≪BL紹介≫ としました。

【あらすじ】

「誰と繋がるかで世界は変わる。見え方も、何もかも。」

「結婚しない若者が増えたとかーー テレビのニュースで見る度にホッとする」

地方都市で暮らす男子高校生タケルが、 同級生のコウタロウにカミングアウトする。 大きな事件は起こらず、物語を盛り上げる悪役も登場しない。それでも、 何気ない言葉に傷ついたり、 お互いを思いやる気持ちがすれ違ってしまったり… そんな日常の些細な出来事が丁寧に描かれた物語。

https://cutt.ly/zkRViau

冒頭でも書きましたが、元々は2012年に描かれた単話があり、野原くろさんが韓国の出版社から「ゲイを応援する漫画を描いてほしい」とオファーを受けられて、その単話の続編が描かれました。その後その出版社の方の提案でさらに物語が続き、そして韓国で1冊の本となり、フランス、台湾でも発刊され、今年やっと日本でも発売される事となりました。こんな事ってあるんですね、世界に感動が響いたってスゴイ!

僕のサイトを見て下さっている読者さんが普段読むBLとは登場人物も、物語も少しテイストが違っているかと思います。エッチなシーンはありませんし、もしかすると物足りないかもしれません。それでも、ごく普通の同性が好きな高校生の日常だって「ボーイ(ズ)ラブ」で、もし高校生だった自分がこれを読んだらどんなに勇気を貰えただろうと、読み終えた後の心が解放されたような気持ちが、一人でも多くの人に伝われば良いなぁと思います。高校の図書室にも並んで欲しいぐらい…!

キミのセナカ / 野原くろ
「暗い世の中で小さな光」 日本の漫画家、野原くろさんと韓国の独立出版社6699pressのコラボレーションから生まれた、とても美しい装丁のボーイ(ズ)ラブコミック『キミのセナカ』。韓国、台湾、フランスを経て、500名以上の方が参加してくださったクラウドファンディングによって、いよいよ日本でも出版されました。 ミニス...

野原くろさんの漫画は日常系が多く、今更ながら思うのは僕の「日常系好き」はここから来ているのかもしれません(^^) その代表作とも言えるのが『ミルク』です、ほのぼの、切なさ、どたばた、日常系お茶の間BLの名作です!amazonでは今も取り扱いがあるので、興味のある方は是非読んでみてください♪ 最近では『下宿のお兄さん』という、こちらも一つ屋根の下で繰り広げられるお茶の間BLを描かれているんですが、連載されていた雑誌が途中で廃刊になってしまい、今は続きのお話を待ちわびている状態です…

野原くろ – 『ミルク』1巻→アマゾンのサイトに飛びます https://cutt.ly/YkR16my

 

今日は1年に1度か2度しか会わない友達と久々に会ってきます。毎年、その年によく聴いたお勧めの曲を持ち寄ってCDを交換する会がもう5年続いてまして、初めは出会い系アプリだったんですが、こんなにも長くやり取りが続くとは想像もしていませんでした(;^_^A お互い選曲がバラバラで彼は洋楽がほとんどで、僕は邦楽ロックやアイドルが多め(笑)知らない曲を知れたり、中にはすごく気に入る曲もあったりで中々に面白いんです。話してて、好みの男のタイプも違うし、彼は全然BLも読まないけど気が合うという。改めて人の縁って不思議な物ですね。

ソーシャルディスタンスで20時には解散!楽しんできます~🍺

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