こんにちは、UGです！９月に入りましたね～、８月末は毎年恒例の野外フェスへ行ってきました。もうかれこれ１０年来かな、僕が唯一行ってるロックフェスです🎸毎年この時期は台風が来たりもしくは異常に暑かったり、天候に悩まされる事が多いんですが、今年も中々な悪天候でした(;^_^A
それでもレインコートを着て足元が泥だらけになって、大きな声を出し歌い踊るのは非日常で何ものにも代えられない至福の時間！大好きなバンドの曲を聴いて、嬉し楽しいのに、何故か涙が出て来ました。年を取ると涙もろくなるって本当なのかも(;^_^A 前方のスタンディングエリアで見る時間は減ったけど、幾つになっても友達とこうしてはしゃいでいたいなと思った２０１９・夏の終わりでした。
そんな『泥だらけの青春』繋がりで…（ 野球＝泥だらけと考えるのは安直でしょうかｗ）今回は山本小鉄子さんの「チュチュンがチュン」を！
あらすじ
ちっちゃい身体におっきな心。小悪魔チュン、大活躍!!?
大好きだったじいちゃんが亡くなり、新入生の大鷹大輔は数日遅れの大学生活を始めるため、大学へ向かっていた。じいちゃんがいたからこそ鳥岡大学への進学を決めた大鷹は、すっかりやる気を失っていた。ところが、駅についたとたん目に入ったのは自分の名前の入ったプラカードを持ったチビちゃい野球部主将、森野雀、通称チュンだった! 半強制的に野球部に入部、おまけにチュンと同じ屋根の下に暮らすことになってしまい!? 小悪魔チュン、大活躍!!?
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１巻、２巻で完結、２００９～１０年発売の小鉄子さんの作品で、以前「ふくろうくんとカレ」の事を書いたんですが、その元となるお話です。ドタバタあり、キュンキュンあり、変態あり（笑）何とも『陽』な明るいお話で。ふくろうくんの可愛さも良いけど、大鷹くんのクールな感じも良いなぁと読み始めると結局シリーズ全部読んじゃう面白さです♪
1巻・感想（※ネタばれ含みます）
おじいさんが在籍していたからこそ進学し大学での野球部に入部するも、大学内にグラウンドはなく新設されたグラウンドも宿舎も全部一山越えた先にあるという、いきなり過酷な環境に放り込まれた主人公・大鷹大輔くん。その大鷹くんを野球部に繋ぎとめようと頑張るのは、主将であり随分と小柄で可愛らしい３年生の森野雀（すずめ）通称”チュン”。
その繋ぎ止め方が独特で（笑）学校を辞めようとする大鷹くんに「じゃぁ、今から俺たち付き合おう」と言ってキスをし、その瞬間を自撮り。辞めるとばら撒くぞ、と脅迫、現実ならば大問題になるような事をしますｗ 弱みを握られたと悔しがるも、ボールを投げると野球の楽しさを思い出し、続ける決意をする大鷹くん。チュンとの関係も少しづつ近付いて行きます。
とにかくチュンが可愛く描かれていて、最初ちょっとだけ、ちょっーとだけ僕は苦手でした（笑）可愛いが過ぎると「女の子」的になっちゃうのがダメなんですよね(;^_^A と言っても読み進めていく内に気にならなくなったんですが、それはきっと物語が面白かったからだと思います。大鷹くんとチュンのドタバタ、チュンを狙う男たちの登場（ 大鷹VS隼！ここでの大鷹くんがカッコイイんですよね～♪ ）その男たちからチュンを守ろうとする大鷹くんの変わっていく気持ちも見所です。
１巻の終わりでは、プロ野球選手まで出て来て大わらわ！その時に初めて大鷹くんの口からチュンの事を「好きだ」という言葉が出ます。そして、このプロ野球選手こそ「ふくろうくんとカレ」で主役となった白鳥麗一こと麗ちゃんです。チュンを監禁して調教しようとする変態役ですｗｗ
２巻・感想（※ネタばれ含みます）
チュンを賭けて白鳥麗一と「一打席の勝負」をする事になった大鷹くん。２巻ではチュンと大鷹くんとの両想いが楽しめるのと同時に、野球の方もエキサイトして行きます。意外とココも見所です！（ほら『タッチ』だって南と達也ばっかりじゃないでしょ？）大鷹くんが注目されて行くのは読んでて爽快です⚾そして大鷹VS白鳥、勝負の行方は…！？
両想いを楽しめる、と書いたもののそれは気持ちの方で…体の方はと言うと、後半に少しだけ。この二人らしさが詰まった感じです（笑）エロいって感じは少ないかな、でも１巻では考えられなかった２巻での甘いやり取りには、こっちが照れてしまうぐらいです（笑）特に大鷹くん、きみそんな男前な事言うのか😻
最後のオマケ漫画も面白くて、白鳥麗一大暴れですｗ 小鉄子さんホントに麗ちゃん好きだったんだろうなぁ、描き足りずスピンオフで一作品出ちゃう程ですもんね（笑）そして「ふくろうくん～」に大鷹くんもチュンも出て来ます。冒頭に戻りますが、やっぱりシリーズ全部読み出しちゃいますねｗ
小鉄子さんの野球BLは他にもあって「ラブアンドベースボール」も面白いのでいつか紹介出来たらと思います♪そんな事言いだしたら「マッドシンデレラ」も「お参りですよ」も「ぼくらのねがい」「明日はどっちだ」も書きたい…だけど、「ほんと野獣」だけは読んだ事ないんです(;^_^A 読まず嫌いなだけかなぁ…何となく手が伸びないんですよねぇ💦
そんな中、チュンのシリーズではないですが、待望の小鉄子さんの新巻が発売なんですよね！やったー！怒涛の３作発売！１０月に２冊！１１月に１冊！
そして、１１月１日発売予定の「笑う鬼には福きたる（２）」（今の所Amazonでは予約始まってますね）
３作とも作風が違っててそれぞれ面白いんですが、特に「とりたん」の続きが気になってるので早速予約ポチリです！まだもう少し夏の余韻で暑さもありますが、秋はすぐそこですね。BL片手に過ごす夜長が楽しみです♪
ランキングに参加しています、良かったら応援よろしくお願いしまっす！⚾
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