風邪の話と≪BL感想≫ナンバーコール/古矢渚

BL感想

こんにちは、UGです。タイトルの通り先週から風邪をこじらせてしまい、二日も仕事を休む有様でした…明日で一週間が経ちますが、びっくりするぐらい完治せず。年のせいってやつですかね~😿熱は下がったんですが、未だに咳と鼻水が。そんな中、彼氏くんが病人でも食べれそうな物を買ってきてくれたり(「きのう何食べた?」の賢二のように楽しむことはなくw)気にしてくれてかなり助かりました。

熱と言えば、皆さんの平熱はどれぐらいですか?僕は「 35.8℃ 」と一般的に低めです。だからなのか、36℃で「ん?」と感じ、36.5℃を超えると「微熱」ゾーンに突入です。この感覚が中々分かって貰えず『熱何度まで上がったの?』と聞かれた時は答えるのが恥ずかしいやら悔しいやら。今回は 36.9℃辺りをうろうろしてたんですが 結構フラフラでした😓めったに風邪を引かないんで、引くと落ち込みますね~ (三田織さんの「僕らの食卓」で主人公が風邪を引いて落ち込むシーンを思い出しました。こんな時でもBLが出て来る脳ってばよw)

とは言え、ブログを書くぐらいには元気になりまして☺今回は今でも時々読み返す、古矢渚さんの「ナンバーコール」です。

あらすじ

その名前 (おと)は、トクベツ。

小さい頃から現在に至るまでエイトについて回る〝8〟の縁は、〝ハチ〟というあだ名を持つ同級生、八田智也を引き寄せた。
挨拶だったり、他愛のない一言二言だったり、ハチとの何気ない日常の積み重ねは、エイトの気持ちに変化をもたらしはじめる。
友だちという線引きの先、この想いに名前をつけるなら、それは、きっと――。

https://bit.ly/2L3tGMM

勘違いから始まる青春男子高校生の甘酸っぱく、切なく、爽やかでピュアな物語です。名前を呼ばれるって、普通な事だけどある日突然普通じゃなくなる感覚、恋だと自覚する感覚が丁寧に描かれていて、いつ読んでも恋愛感情のドキドキ感が自分の中で蘇ります♪ 主人公・橘映人の「エイト」って呼ばれ方、カッコいいなー!と響きも気に入ってます。

感想(※ネタばれ含みます)

88点のエイトの答案用紙を偶然ハチが拾う所から物語は始まります。はじめはハチから「8」の人と呼ばれるも、少しづつお互いを認識し合うようになり「エイト」「ハチ」と呼び合う仲に。だけどエイトにはハチに話せていない事が。これには結構びっくりでした。…書いてて初っ端から8祭り!(笑)

「8」が繋いだ縁を大切にしたかったエイトの気持ちは段々と「友達」のラインを超え始めます。この辺りの図書室だったり、帰り道だったり、コンビニだったりのやり取りが特に青春感あって甘酸っぱくて好きなんですよね~♪徐々にエイトの気持ちが膨らむのを見てるとコチラ迄にやけてくる😊所々で出て来るエイトのいじられキャラな部分が愛らしくて、普通っぽさが際立ってるのも良いんですよね。普通男子・最強。

ある日、ハチの何気ない一言から距離を置くようになったエイト。それは傷つけるような言葉でも嫌な言葉でもなかったけど、男が男を好きになったエイトには胸に突き刺さる言葉でした。二人のすれ違いを見てるのが辛かった…そんな状況を一変させる、エイトがハチに話せてなかった話。偶然知ったハチが思うのは、話の中身よりもその事を自分だけが知らなかった事のガッカリ感。どうしてこんな風に思うのか、ハチの心も動き出します。

クライマックスは学校の屋上シーン。緊張感がコチラまで伝わって来る中、好きの気持ちを伝えたエイトにハチが返したのは、名前にまつわるこの物語全部を包み込む素敵な言葉でした。物語の中での季節は冬ですが、とても温かい終わり方で読後感も心がじんわり。そして最後のお話し「リメンバーコール」ではとどめの甘酸っぱさが味わえます☺あとサブキャラであり大事な役割を担う、エイトの友人・横井くんも良い味出まくりでした✌

背表紙にある『八方塞がりのあと、末広がり。』どこまでも8に絡めるこのフレーズも絶妙で好きです。

エロいシーンはいっこもありません(笑)※ちんこ出ません。でも!この作品はこれで良い、これが良いんです。BL界に溢れかえるエロにふと疲れた時は是非この本を読んでみてください。エロとは違うドキドキ感がここにあります。

興奮して長々と書いてしまいました(;^_^A ランナーズハイのような「ブロガーズハイ」でしょうか、最後までお読み頂きありがとうございます!

…ドキドキが蘇り過ぎて熱が出てないか、念のため測ってきます。明日も仕事だ!ww

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追記:36.5℃でした…あひゃー!平熱が上がった事にしときましょうw

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