このブログを始めて、特に好きな作家さんの作品を何作か綴って来たんですが、今回は初めて知って初めて読んで、すぐさまブログに書きたいっと思った一冊です!何が好きになったって、トキメキ度が半端ない!初々しいー!(そして眼鏡の歩くんが超絶カワイイ)
あらすじ
大人同士なのに、まるで初恋。
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会社勤めの小岩井(こいわい)さんは、
自販機補充員のお兄さんに密かに恋心を抱いていた。
ある日勇気を出して話しかけたら、
それをきっかけにお兄さんとまさかの急接近…!?
連絡先を交換し、「歩(あゆむ)さんて呼んでいいですか」なんて言われたりして…
読み始めて「ふーんオシャレな会話が続くのな」と思いきや、開始5ページで実は平然を装った歩くんの精一杯の勇気だった事には拍手モノ!気持ちがバレないように普通にしているつもりでも、顔に出ちゃうもんですよね(僕はすぐ耳が赤くなります)
感想(※ネタばれ含みます)
結構早い段階で自販機のお兄さん(山下くん)から告白を受けるも、何故だかOKをしない歩くんに若干の「?」を感じながらも、少しづつ仲良くなっていく様子が丁寧に描かれていて、最後まであったかい目線で読むことが出来ました。
はじめて二人でご飯を食べるシーンでは、お互いまだ知らない事ばかりで会話も探り探りなんですが、ゲイでもノンケでも「あるある」な描写がリアルで。こういう細かい所が大事だったりするよなーなんて思いました。
歩くんがすぐに返事をしなかった(出来なかった)理由、山下くんの嫉妬の相手、無事に二人が結ばれるシーンなど見どころは山盛りですが、特筆すべきは歩くんの色んな愛くるしい表情たち!!眼鏡外した家での様子なんてたまりません。照れた顔、悩む顔、恥じらう顔・・・百面相!いや、これ、表紙これで良かったのか?と思うぐらい、本編の歩くんが数百倍素敵で。だって表紙の歩くん、なんかクールっぽいじゃないですか(※個人の感想です)
歩くんばかり推し褒めてますが、相方さんも負けてません。色事余裕っぽいモテ男子な山下くんが、歩くんからのライン返信にガッツポーズ決めるとこなんて、ギャップ萌えとはまさにコレかと突き刺さりましたし、男らしい告白や歩くんを想う気づかい、歩くんの同僚大石さんが「私も言われてみたい」と羨むのも大いに頷けます。
エッチなシーンも描かれていますが、ドエロ過ぎず(笑)ファンタジーでもなく、引くほど激しくもない。僕には「ちょうどいいエロさ加減」でした。いや、本音を言えばこの二人ならもっと見たいかも・・・ゴクリ…
ストーリーも画もズボっとツボにハマった一冊でした!作者さんの次回作にも期待デス!
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